日本の宝飾装身具広告史から… 3/3
2024.01.05
仕事
1月5日、お正月モードが徐々に薄れ
仕事モードへ転換、2024年を想像
広告から学んだリポートの最後、店主です
【日本の宝飾装身具広告史から… 3/3】
2023年12月に発売された書籍
「日本の宝飾装身具広告史」を読破
2023年お正月の宿題として、私の感想とリポート
*写真は先代父のアルバムから…書籍とは関係ありません
◆
第三回は「昭和時代(初期)の広告」から…
<昭和時代=1926-1989年>
第一次世界大戦が終わりとともに景気が低迷
1927年昭和金融恐慌、1929年世界恐慌…不況へ
1931年満州事変での軍事産業などで景気も持ち直す
1937日中戦争は始まり、国家総動員法公布
奢侈品等製造販売制限規則(7.7禁令)宝飾品が製造不可
1941年太平洋戦争へ突入していく
不景気により、買取や質屋の広告が出てくる
サンプラチナという、プラチナの代替品が出回る
「7.7禁令」によりジュエリー類の製造ができなくなる
広告もなくなる
反対に「国の軍需省」の買い上げの広告となる
書籍を読み進めた結果は想像していたが
大正までの生活と一変して苦しい時代だっただろう
広告は当時の様子が色濃く映し出される
良き時代には、ユニークで面白い言葉や発想がある
反対はその逆に…
広告の日付もしっかり残り
広告主である「商店」の意図もコンパクトに明確
ジュエリーの広告を主軸に歴史も見てみる
面白い書籍で学びが深かった
日本の「宝飾装身具」広告史
===お知らせ===
2024年1月9日(火)より営業開始
*それ以前にご予約希望は要相談*
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