19年を振り返る (起)
2025.01.03
プライベート
2025年のお正月のブログ記事
毎年テーマを考えて文章にまとめている
「19年を振り返るシリーズ」とした、店主です
【19年を振り返る(起)】
=起承転結の四話に分けて記録に残す=
幼少期、両親からいつか店を継いで欲しいと言われていた。
持病を抱えた父は、無趣味でタバコのみを嗜む。
病気の影響であると思う。
その父が「ずっと職人でいたい」と話していた
元気な間はお店でのジュエリーの作成や修理など仕事は発生する。
しかし、お店を辞めると仕事はなる
ジュエリー職人としては、その道を閉ざされる
高校生活は、大学進学は考えておらずバンド活動ばかり。
一部のバンドメンバーは東京へ行くが勇気はなく諦めた。
ぼんやりとジュエリーの道へ進むことを考える
高校3年の夏、大阪のジュエリー専門学校に見学に行く。
冬、父が病で検査入院、「働こう」という気持ちに転換。
偶然、郵政省(郵便局)の試験を受け合格しており就職へ。
父の病の検査結果は、私が郵便局に就職したばかりの5月頃。
問題があったようだが、命に別状はなく、ほっとした。
郵便局の仕事は有意義で、先輩と充実した日々を送っていた。
22歳、同級生が大学卒業し入社へ、将来について考える。
郵便局で働き続けるか、ジュエリーの世界へ行くか?
ジュエリーの仕事をするなら…と人気の彫金教室に通う。
営業部に異動もあり、様々な会社を訪問する機会を得た。
土日は、ジュエリー制作に励み将来への準備を進める
24歳、高額なジュエリー制作をする師匠に出会った。
「無給で、仕事を見学させてほしい」と願い快諾。
毎週末、師匠のアトリエに通い、見習いが始まる。
兄弟子には今でもお世話になっている。
取引先やジュエリー業界のことなど、多くのことを経験。
31歳、父から「60歳の誕生日に店を閉じる」と告げられた。
安定した郵便局か、ジュエリーの世界に飛び込むか。
家族の反対もあり、思い悩んだが、ジュエリーを選ぶ。
退職届を提出時、不思議な感覚だったのを思い出す。
準備期間を経て、32歳で、店をリニューアルオープンする。
続きは明日…
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