プラチナ プレートペンダント
2023.11.19
手書きの手紙、嬉しいです
この数年で、デジタルが一層進みました
だからこそアナログが魅力的に…、店主です
【プラチナ プレートペンダント】
昨日のリングと同じお客様
今回のペンダントは、元々使用してたプラチナを溶解
そのままの地金を使ったアイテムです
槌目(つちめ)のペンダント
大切な日付も刻印されています
姉妹で「分け合う」アイテムとして作成です
リングを溶かして「かたまり」にして
棒状へ伸ばし、2つに裁断
それを再度、溶かして円形のペンダントへ…
リングを溶解しやすい形へ叩き、バーナーで火を当てる
肉眼だと目を痛めるので専用の保護メガネが必要
プラチナは、1768度が溶ける温度ですが
パラジュームも混ざっているので、もうちょっと低温
◆
今回の事例ですが…
1、ジュエリーからダイヤを外してリング作成
2、元のジュエリーも残しておきたい
3、それを活用したペンダント作成
一般的には、元のジュエリーは買取になる
理由は「手間と加工技術」でしょう
ジュエリー制作で真っさらなプラチナは加工しやすい
製造方法が「鋳造(ちゅうぞう)」で型に流し込む技法
その際はこのプラチナを溶かし製造は困難となる
上記の写真「鍛造(たんぞう)」なら可能
譲り受けた大切なジュエリー
宝石だけではなく、金属部分も手元に置いておきたい
ぜひご相談くださいませ
◆
嬉しい手紙のメッセージ
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リングが帰る場所が
いつまでもありますように…
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嬉しい表現と共に、胸に刺さります
気を引き締めてジュエリー制作に没頭します