当店でプロポーズ
2018.12.25
- ダイヤモンド
【ゴールド製】
オーダーメイドのエンゲージリング
ダイヤモンドは上級のエクセレントカット
輝いて当たり前なタイプをチョイス
デザインは彼と綿密に試作品を作成ながら決定
彼女のリングサイズも試行錯誤、調べていただき
ジャストサイズでした
【サプライズ】
今日はクリスマス
彼は彼女に
「知り合いの店に食事でも行こう…」
当店はジュエリーショップだが
ほとんどジュエリーは置いていない
この日のためにレイアウトも変更し
カフェぽくしている
POPも外したりちょっとだけ細工
二人で当店へお越しいただく
私「いらっしゃいませ」
お水とおしぼりを提供する
ダミーのメニュー表も作成、ご覧いただく
一旦トイレへ離れた彼
メニュー表を真剣に眺める彼女
料理のことで聞かれた困るので
世間話とかでなんとか気をそらせる
席に戻る彼
ビシッとかっこいいスーツ姿に着替えて登場
彼女「えー?」
そこへ、リングケースを差し出し広げる
彼「結婚しよう」
彼女はそのまま号泣…
きっと混乱されていたことでしょう
長く感じた待つこと1分ぐらいか?
私はバックヤードで隠れて見守る
彼「結婚してくれる」
彼女…
彼「ん?」
彼女「結婚したい」
涙は枯れない
ようやく事情を飲み込めた彼女
すかさず、スィーツタイム
よく気がつく彼
事前にケーキを持ち込みいただいており
3人でテーブルを囲む
【とっても美味しい】
彼女の大好きなスィーツ
ちゃんと覚えている、さすが
彼女「えー、これもあるの!?」
彼のホットコーヒーが香ばしい
彼女はホットティー+お砂糖、甘党なんでしょう
緊張がほどける
彼「このリングはね…」
彼女への思いを言葉で説明
彼女「人生で一番幸せなとき…」
そこから、私はカメラマンへ
少々の撮影タイム、お二人の笑顔をカメラへ収める
ここに写真をアップするのは控える
想像を膨らませるのが良い
最後は幸せを誓い
お二人と握手を交わしてお帰りに
「プロポーズに立ち会う」って人生でもなかなか無い
しかも私が手がけたジュエリーを目の前に
これから、ご両親の挨拶や結婚する具体的な日程を決断
もっと先の仕事のことや夢を叶えるスタートでもある
スラリとした好青年と綺麗な彼女
きっと、すべての困難は乗り越えていくことでしょう
強い二人
私も今日のことは一生の思い出
本当に有り難い
改めてジュエリーの仕事は重い
安堵…
と同時に次のお仕事
今日もまだ時間があるので
ヤスリを握る
もうちょっと頑張るか